元ネット広告代理店マンの徒然日記

子供が産まれた翌日に4年間勤めていたネット広告代理店を退職し、今は社会に価値ある何かを提供すべく日々邁進中なろくでなし野郎の日記。

社畜集団企業のランチミーティングは部下にとっては拷問

私が社蓄集団企業に属していた頃の話。

営業部のリーダーを務めていて、営業の進捗報告の定例ミーティングを時間がないからといって直属の上司とランチと兼ねて行うことがよくあった。

しかし、これは私にとっては拷問以外、なにものでもなかったのでその理由を4つにまとめてここに記しておく。

ぜひ、部下を持つ方にぜひ読んでいただきたい。


■その理由1■
行きたくもないお店に連れていかれ、気を遣って注文しなければならない

せっかくのお昼は自分の好きなお店、好きな食事を済ませたいし、上司が昼食代をすべて払ってくれるか自腹なのかわからないため非常に注文しづらい。
さらには自分からは「ここは自分で払います」なんてことは口が裂けても言えないだろう。
気を遣うこと、この上なし。

■その理由2■
食べる前、食べている途中に仕事の話をされると食べる気を失くす

これも上司のコミュニケーションスキルによるが、おまえのあれがダメだ、あーだこーだと仕事の仕方や人間性をディスられると気分が悪い。
食べる前にされたら食べる気を失くす。
食べている途中にされても食べる気を失くす。
たいていディスられて飯マズに感じる。
支払が割り勘だったら本当にやる気を失くす。
気と金を遣って誰得?状態。

■その理由3■
意味のないミーティングで終わり、変な宿題を課される

数字や仕事の仕方をディスられて終わるだけでなく、変な宿題を課されることが多い。
変な宿題というのは、通常業務とは別のことをやれと言われるケース。
たとえば、社内のモチベーションを高めるための朝会コンテンツのアイデアやこちらから適当に話をしたことを真に受けられてそれをやれとかだったり。
結論、本質的なミーティングにならないため、意味がない。

■その理由4■
以後、上司とランチをしたくなくなる


毎回、ランチを供にするたびに仕事の話とならざるを得ない。
上司と仕事以外の話で盛り上がることサラサラなんてない。

最近、どう?
先週末の休日はどう過ごしたの?
SNSでアップしてた○○はどうだった?

だいたいこんな質問が飛んできて、それに嫌々答えなくてはならない。
特に、「最近、どう?」って、普段から部下を見てたらわかるでしょ・・・。
しかも、仕事のことなのか、プライベートのことなのか、どっちのことを答えれば良いかがよくわからない。
なので、上司から「昼どう?」と誘われても全力で理由を付けて断ることにしていた。

 


以上が私がランチミーティングを拷問と感じる理由でした。

この経験を得たことで、私が部下とランチをする際は私からは仕事の話は一切しない。
当然ながら詰問もディスりもしない。
部下とのランチは、信頼関係を深める絶好の機会と捉えたほうが良いでしょう。

月末最終日にありがちな意識高い系投稿について意見をぶっこむ

世の中の大半以上の営業会社は月末最終日に月間売上(=見込み)を締めるところが多いでしょう。
そういう私も新卒入社した会社で約4年半、前職でも約4年の計8年以上もこのルーティンで仕事をしてきました。

そこで感じていたある違和感について意見を述べてみます。


どの企業の営業パーソンも毎月の売上目標数字があって、それを達成するために日々行動する。
毎月、「達成した」「達成しなかった」で評価が決まる。
そして、翌月になればまた0から始まり、その繰り返しである。

別にディスるわけではなく私もこのサイクルを8年以上やってきましたが、刹那的に売上を最大化する方法として非常に理に適っているやり方であると思います。

そして毎朝、朝礼を社員全員で行い、営業部署の偉い人が昨日までの売上状況を報告し、さらには若手社員にオモロイことをやらせてみんなの気持ちを高揚させる。
これは過度でなければあっても良いのかなとも思う。

確かに目標があることでそれをいつも意識することで日々の行動が加速化されることもある。
また朝礼をやることで全社員に報告する内容伝わりやすくなるため理に適っているともいえる。

さてさて、感じていたある違和感とはこのことだ。

毎月の最終日に「今月の売上目標達成のために最後までがんばる」みたいな意識高い系のSNS投稿はいかがなものか。


社内でその宣言をするのは良いとしても、SNSで不特定多数の人たちが見れるところでこういった投稿するのはちょっとおかしいのではないだろうか。

投稿している本人としては自分がんばっているアピールをして周りから承認されたいのでしょうが、傍から見たらどうでも良い内容で民度の低い企業だなと思ってしまう。
発注してお金を預けているお客様がその投稿を見たら、どう思うんでしょうか。
自分なら器がペットボトルのキャップ以下なため、そんな自社の売上のことよりもうちのためにきちんとやってくれよと思ってしまいます。


まあ、月末最終日にこんな投稿をしているお前はどうなんだ?という意見もあるでしょうが月末月初にSNSにはびこる「達成しました!」投稿はいい加減にそろそろ気付いたほうがいいかと思います。

あー、過去の自分の投稿が本当に恥ずかしい。
Facebookで宣言していた投稿をすべて削除したい!
これは自戒の念も込めてぶっこみます。

文句言う癖を直さない限り良い仕事は絶対にできない

オフィスの中でこんな独り言を発している人はいませんか?

 

「なんだよ、ふざけるなよ、ちゃんとやれよ」

 

はい。会社の大小の規模に関わらずに思い当たる人はいますよね。

 

普通に考えて、こんな発言をする人とやりとりはしたくないですよね。

社内だからといって気が抜けて発言しているとしても、こういった態度は社外の方にも伝わっている可能性は非常に高いです。

 

今の状況を作り出しているのは自分の責任と思っていればこんな暴言じみた発言はしないはずです。

また、こんな文句ばかり言っていると社内の空気も悪くなるので自覚あるなら今すぐ改めよう。

これは自分自身にも言い聞かせます。

虎の威を借りる狐になるな

よく友人や仕事仲間と話をしていると、「この前、芸能人の●●と飲んだ」「某上場企業の△△社長と食事した」などを自慢げに語る人がいる。


まぁ、誰も言わないから気付いてないと思うからぶっちゃけるけど、

はっきり言ってかっこ悪い

 

こういった凄い人と知り合い自慢は百害あって一利なし。

気軽に電話できるような仲の良さでなければそういった話はしないほうが身のため。

これは私も知らず知らずのうちに無意識でやっている可能性が高いので、自分自身にもしっかりと言い聞かせなければ・・・。

 

誰からも信頼されるようなビジネスパーソンになりたいなら、この癖は今すぐ辞めよう!

約束を守らない人とは付き合わない

少々、過激なタイトルにしてみました。
これは自分への戒めも込めて記します。

実際にあなたの周りの人でこういう人はいませんか?

・友達との待ち合わせ時間に毎回平気で遅刻する
・でかいこと言って、「いつまでに●●します」と、宣言しても何もしていない
・メールを●時までに送るね!と自ら発言したにもかかわらず、連絡もなく遅れる
・連絡なくドタキャンする

ええ、ええ。こういう人いたわー、そうそう、ここにな!

って、私はこれらをすべてやってきておりましたね(汗)
しかも、無意識・無自覚で。

無意識・無自覚は本当に恐ろしいですねえ。
これらは人から指摘をされなければ全く気付かないです。
特に30歳を過ぎたおっさんにわざわざ懇切丁寧にこういった指摘をする人は全くいないため、人として当たり前のことをやらずに過ごしている人はけっこう多いです。
これは新卒が二年目に上がる頃にも同じことが当てはまりますね。
いい加減、基本的なことはできるようにしておけよと。

そういえば、新卒時代の同期がかつてこう言っていました。
「本当のことを言ってくれるのは、家族か心友だけだ」
ふむ。確かにそうだな。
あいつ、チャラそうにしてながらも意外と良いこと言うな。
特に心の友っていうのがいいよね。

先輩経営者と話すと皆さん同じことをおっしゃいます。
自らの悪い癖を直すには、全く環境が違う二人から同じ指摘を受けたら「そうなんだ」と真摯に受け止めてすぐに改善に努めること。
必死に否定や抵抗をしても何も意味がない。

実際、指摘するほうも意外とストレスは抱えるものです。
どういったらあまり傷つかないか、どうフォローしようか。
指摘するほうも大変なんですよ。
中には気にせず、ずけずけという人もいますけどね。
とはいえ、立場が低い人にはそうはできても、同等や上の方にはそうできないしょう。

そうそう、“最も秒速で人に嫌われる方法"は「相手の悪いとこや嫌なことを図星で言いまくる」これは効果抜群ですね。
一度、高校生の頃に実践したことがあって、あっという間に嫌われました(笑)
まぁ、その前からその彼とはだいぶ長い間、無言の冷戦のような喧嘩していたので元から嫌われていたのかもしれませんが、好んで人の悪い部分のあらさがしは百害あって一利なしです。今になってよく思います。

だいぶ話が脱線しましたが、以下のことを常に意識してコツコツと実践していくことが何よりも大事!

 

●悪癖が出ていないかを自ら周りの人に聞いてみること
●常に周りの支えがあって今が成り立っていると感謝すること


人から指摘された悪いところは真摯に受け止めて、改善に努めなければ徐々に人は離れていってしまいます。
最終的には誰も付き合ってくれなくなります。


誰しもが約束を守らない人とは付き合いたくないと思っているもの。

もし、私が気付かずに破っている約束がございましたら精一杯穴埋めできるように尽力します。
ここはずけずけとどうぞ教えてください!


今朝からお腹の調子が悪いので、今日はこのあたりで。

やせ我慢して見栄を張らずに恥をさらけ出せ

先日、2人の経営者の方と仕事のお打ち合わせでお会いする機会がありました。

仕事の話とは別で非常に印象的な話をしていただいたので備忘録としてブログに残しておきます。

 

その2人の経営者の皆さんは私よりも10~20歳以上も年上で、その中で最年長の方は独立されて30年ほど会社経営をされているとのことでした。

経営者の大先輩から独立したいきさつ、独立前に何をしていて、何がきっかけだったのかを語ってくれました。

起業してから今日までの様々な体験談を話していただいたのですが、自慢気に語ることは一切なく、逆に自身の失敗体験を面白おかしく話してくださいました。

詳しいことはここでは書けませんが、もしも、自分がその失敗体験をしたとしたら日本から逃げ出しているか、親族に多大な迷惑をかけるような最悪な結果になっていただろうと思うほどの壮絶な話でした。
まだまだちっぽけな経験しかしていないんだなと改めて感じた瞬間でした。

 

その話の中で改めて気付いたことはこれらのことでした。

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 自らリスクを背負って挑戦しなければ失敗も成長もない

当たり前なことですが、挑戦なくして失敗も成功もない。
特に企業に勤めている人であれば、何かを成し遂げたとしても結局はその企業の看板があったからこそ実現できたものだと受け取られてしまうことは多い。
特に知名度のある企業であればあるほどその傾向は強まる気がする。
若いうちは実績がなくても未来の伸びしろやポテンシャルを見越して賭けてくれる顧客や投資家はいるが、30歳を過ぎると何を成し遂げてきたかが、見られてしまう。
だからこそ20代でチャレンジできる環境に身を置くことが何よりも重要で、そこでの失敗はたいしたことはない。

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 前と同じことをしても成功は絶対にしない

脱サラして前職の延長線上で起業する人も多いが、同じことをするなら辞めておいた方がいい。
なぜなら一人で出来る案件はたかが知れているし、組織で対応しているほうが顧客からしたら発注する際の安心感はある。
普通に考えてみて、起業したばかりの実績のない零細企業に大手企業の担当者ほど発注しづらいはずだ。
なぜそこに発注をするのかという明確な理由がないからだ。
さらには、前と同じことをやっていると初めは良いが次第に手を抜く瞬間が多々出てくる。そうなればいずれ淘汰されるのは目に見えている。


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 やせ我慢して見栄を張らずに恥をさらけ出せ

起業したら、ヒト・モノ・ カネはすべてない。
しかしながら、起業した直後は、いろんな人から「最近どうですか?」「順調ですか?」「何かあればお気軽に相談くださいね」と顧客や仕事関係の人たちから連絡が入ってくる。
ここでの返答が重要で、やせ我慢して見栄を張るとかえって良くない。
素直に恥をさらけ出して、甘えられるところはところん甘える。
「いま顧客がなくて、生活できないほど苦しいです。必ずや恩返しするので助けてもらえませんでしょうか?」と人の厚意に泣きついたほうがいい。
周りの目を気にして、やせ我慢して「今、イケてるので大丈夫です」と答える奴ほどかわいくないし、助けたくもなくなる。←そういう自分も一時、これになっていた(笑)
そうなると応援してもらえないため、必然的にますます生活は苦しくなる。

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 発注先に迷ったら各社の社長をとことん見ろ

とあるサービスを依頼しようと複数社から提案をもらい、どこも甲乙付け難い状態になったら各社の社長を調べるようにしているとのことでした。
よくある議論ですが、「社員は誰のために働いているか。」
社員自ら給料やボーナスを決められるはずは絶対になく、株主のために働いているといっても過言ではありません。
発注先企業の株主(=だいたいは社長)を見て、判断することもあるとのことでした。
特に社長が私利私欲のために会社経営をしているような雰囲気を感じてしまう企業にはお金を預けたくないというのは良く分かりました。
それを判断するには、担当している営業にある質問することで見抜けるのでここはまたいつか詳しく書きたく思います。


約2時間ほどお時間を取っていただき、貴重なご意見をいただけました。
私も前職を辞めてから半年経った頃だったので、初心に戻って考える良い機会になりました。

今は、外聞も見栄も一切いらないので何かしらお仕事いただけますとうれしいです(笑)